15年前に突き指した薬指を握ると慢性腰痛が消えた

今回の症例は「介護職をしていた時に腰痛になり、事務の仕事に転職しても腰痛が残っている」という31歳女性の話です。

こういった古傷となってしまうケースって、腰痛に限らず多いですよね。

この悩みをお持ちの方は「一生付き合っていくしかない」と諦めかけている確率が高いです。

今回の31歳女性も首痛と両手の痺れがメインだったので、腰痛だけだったら出会えていない可能性が高かったです。

どんな時に腰に嫌な感じがするかチェック

首と手の痺れは第一頸椎のゆがみを取るだけで即時改善されたので、腰のチェックをします。

本人曰く、「仕事上、椅子に長時間座ってるので痛んでくる」とのこと。整体院の中だと再現しにくい腰痛ですね。

こういう時はまず関節可動域のチェックをします、写真のように膝を立てて横に倒します。

左に倒すと痛みがあり、ねじる際の可動域も反対側と比べると狭いとお互いに感じました。

この可動域の狭さを基準にします、痛みは最優先にしないです。

※慢性腰痛の場合、炎症とか傷がなく腰の筋肉内に老廃物が溜まって痛みを出しているケースが多く、ひと晩くらい時間かけて血流に老廃物を運んでもらう必要があるため最優先ではないです。

全身チェック

全身の関節をチェックしたところ、右手の薬指の動きが少し固かったです。

なので、左手で固くなっている右薬指を写真のように握ってもらって、さっきと同じ膝倒しをしてもらったところ。

「腰の痛みがなくなりました、しかも動きも良いし」と驚かれました、薬指を握るのをやめてもう1度膝倒しをしたら痛みも再発し可動域も狭くなってしまいました。

慢性腰痛の原因が薬指と確定したところで、「学生時代含めて薬指を痛めたことはありましたか?」と尋ねます。

そしたら、「私バレー部でよく薬指を突き指してたんです」と返ってきました。

施術前検査だけで腰痛が消えるケース

考察

薬指のゆがみを取って1週間して「腰痛どうですか?」と聞いたところ「仕事中気にならなくなりました!」と嬉しいお声をいただけました。

このように指の負傷がハッキリしたケースなら腑に落ちやすいですが、いまいち記憶にない場合でも脳は覚えていることが多いです。

肩をケガした後に腕を強く振れなくなった野球選手のような話はよく聞きますが、スポーツマンじゃなくても突き指・成長痛・打撲など何の痛みもなく成人したような人はいないと思います。

痛みがあると、痛い期間その部位に注意を払って生活すると思います。

今回も突き指の痛みが取れた後もずっと、潜在意識的に傷物と思い込んでしまっているために、無意識に右薬指を気遣って、結果的に慢性腰痛を作り出していました。

追伸

今回は突き指の話をすぐに話していただけましたが、まったく思い当たるフシのない方も半分くらいはいらっしゃいます。

また、薬指のゆがみを見つけることがなかったら、手術をしたとしてもまた薬指のゆがみから腰痛が再発するかもしれません。

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