朝の不調で疑うパターン1終了

前提として、病院で検査をして胃腸など内臓には異常なしと言われているか、脳過敏症や起立性調節障害など自律神経にまつわるものだと言われているものとします。

 

  • 朝起きた瞬間からめまい頭痛体調不良があるが、午後以降マシになってくる。

このケースでは、寝てる最中に脳への血流が不足して発生する不調を予測します。

 

脳への血流が悪くなると頭痛をはじめとする様々な体調不良が出るのですが、ちょっとピンとこない人も多いはずなので図にしてみます。

これだけだとわかりにくいので腰痛版を。

上の写真2枚は腰と脳を書き換えただけなんですが、実際の事象としては同じことが起きています。

 

腰の筋肉がガチガチだと血行が悪くなって腰痛になりそう、は誰でもわかると思います。

 

それについて順を追って説明すると

 

まず

腰の筋肉がガチガチすぎて血流や酸素が届かない。

このまま放置だとさらに腰の状態が悪くなりそうですよね、じゃあ血流を呼び込まないと、となるわけで。

 

ここで体内物質の作用で腰の筋肉に炎症を起こし、わざと過敏興奮状態にすることで血液の流入を促進させていきます。

炎症成分の働きにより多少血液は入ってきます。ただ炎症が起こるだけに痛み物質も入ってきて腰痛症や熱感が出てきます。

ここだけ見ると炎症って悪いことっぽいですが、炎症を起こさなければ血流から酸素もビタミンも入って来ず、もっと悪い状況になります。

風邪ひいた時に熱出してウィルス殺しにかかるのと機序としては同じです。

 

最後に、腰の血流を阻害している要素を調べて処置していく段階ですね。

これはマッサージでも風呂とかでも血流良くなって治る人は治ります。(重症だと単純なことでは治らないですが)

血液が足りないほどギックリ腰やヘルニアのリスクが上がり、難治となるといわれています。

これを脳であてはめていくと

まず、寝て起きた時点で脳の血液が足りていません。

脳虚血はなんかマズそうですよね、誰でもなんとなくわかると思いますが。

 

なので炎症・脳過敏症・神経の超興奮を起こして脳内に血液を呼び込みましょう。

血液を呼び込めたので生命の危機は過ぎ去ります、ですが脳の炎症により不快な症状が出てきます。

 

ではなぜ主に寝てる時、脳への血液供給に乱れが出ているのでしょうか?

それを調べていく必要があります。

 

ちなみに、脳の虚血というと私が中学の柔道部の時に絞め技をくらって3~4回失神したことがあるのですが、意識を取り戻した後すごく体調悪いのに襲われましたね毎回。

意外かもしれませんが、空腹時に長風呂して出た時に起こる強度ののぼせと、柔道での失神は、ほぼほぼ同じ不快感です。

のぼせも失神も脳に血液が届いてないという共通点があるから、症状も同じようなものですよね。

 

文字を読むのが大変だと思った方はyoutubeで5分程度の解説をしたのもありますのでご覧ください、テキストだけより理解しやすいはずです。

自律神経専門整体 福耳整骨院